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多目的砕氷船 「 BALTIKA 」 ( RUS / ROSMORPORT )

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木曜夜、帰宅後寝ようと思ったら顧客から連絡が入り対応してたら・・・

気がついたら夜が明けてました ...( = =) トオイメ

そのまま出勤し、昨晩は20時ごろに落ちました

そのせいか、早朝4時に起床~ 今朝は撮りたい船があったんですが・・・ なんか億劫になり出撃せず。

明日の朝もありますが。。。 はてさてどうしたもんかなぁ ( ̄へ ̄|||) ウーム


ちょっと変わった砕氷船です。


多目的砕氷船 「 BALTIKA 」 ( RUS / ROSMORPORT )

昨年竣工した砕氷船「BALTIKA」です。

何気なく撮ってましたが、新システムを採用した最新の砕氷船でした(^^;)

砕氷船は、通常は前進することで砕氷しますが。この船は、左舷斜めに前進することで砕氷するそうです。

その為か、船体全体が左舷寄りの船体です。

なぜこのような船体になったかと言うと・・・

氷が出る地域を航行する際、運用上、先行する砕氷船の幅程度しか出来ず、横幅40mオーバーの超大型船の航行は事実上出来ませんでした。

この船では、横幅は約20m程度ですが、斜めに航行することで50m程度の航路が開けるそうです。



この角度からだと特徴的な船体がわかりませんね(^^;)

ブリッジ上にヘリパッドがあります。

氷に閉ざされた場所では、パイロットが乗船する際にヘリが使用されたりするので、ヘリパッドは重宝するそうです。

そのほかにも、救助活動する際にも使用されるそうです。



横から~

ブリッジ周辺がかなり特徴的ですね

左舷側を正面に斜め50度に航行する為、ブリッジ横後方右側が膨らんでおり、航行時の視界を確保されてます。



ハウス周辺のアップ。。。

ハウスにはロシア語で「ROSMORPORT」の表記がありますが、「ROSMORPORT」は“ロシア運輸局”の港湾や水路を管理する部局。



後ろから。。。

後ろから見ると特徴的なブリッジ周りがよくわかりますね。

後方はオフショア船ぽいですね。ただ、多関節クレーンはかなり大型です。

大型の曳航装置が装備されており、船舶の救出活動も可能です。


今後も同型の砕氷船が建造予定とのことで、楽しみです♪

ただ~、日本じゃ見られないでしょうね ( ̄へ ̄|||) ウーム







「 BALTIKA 」
船籍国 / 船籍港 : ロシア / サンクトペテルブルグ
建造年 : 2014年( ARCTECH HELSINKI SHIPYARD & SHIPYARD YANTAR / フィンランド ヘルシンキ & ロシア カリーニングラード )
全長 x 幅 : 76.4m X 20.5m
総トン数(G/T): 3800t
呼出符号 : UBUK2
IMO : 9649237
MMSI : 273320755






撮影時期:2015年2月

撮影場所:ロシア連邦 サンクトペテルブルク

撮影機材:Panasonic LUMIX DMC-FZ38

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